山門から階段を登り切ると左に永代供養廟の壇上に境内全体を見守るように観音様が安置されております。
供養してくださるご家族がいらっしゃらない仏様を、この観音様の見守る永代供養廟に合祀し、供養させていただいております。
『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』には
『衆生、困厄を被りて 無量の苦、身に逼らんに。観音の妙智の力は 能く世間の苦を救う。神通力を具足し、広く智の方便を修して 十方の諸の国土に 刹として身を現ぜざることなし。種々の諸の悪趣。地獄・鬼・畜生。生・老・病・死の苦は 以って漸く悉く滅せしむ』
と、観音様の慈悲や、ご利益の広大さが説かれています。
無縁となった仏様方に観音様の功徳が届き渡るよう、また、安心していただけるよう、ご供養させて頂いております。